7月生れ
加藤利彦厩務員(4日) |
高崎航厩務員(5日) |
八木正喜調教師(8日) |
佐藤浩美厩務員(8日) |
遠野吉春厩務員(8日) |
横山悟厩務員(9日) |
沢田富明厩務員(10日) |
佐藤賢三厩務員(12日) |
荻迫勇厩務員(15日) |
上玉利巳敏厩務員(15日) |
佐藤強厩務員(15日) |
広木政雄厩務員(15日) |
高橋克己厩務員(16日) |
勝見陵作厩務員(17日) |
飯田幸雄調教師補佐(19日) |
清水孝泰厩務員(19日) |
池田富士夫厩務員(21日) |
佐藤陽介厩務員(22日) |
大沼秀男厩務員(23日) |
田上昌浩厩務員(26日) |
高橋忠一厩務員(27日) |
野口馨厩務員(27日) |
船山三郎厩務員(27日) |
津久井巌調教師(28日) |
前田悦弘厩務員(28日) |
本田宗幸厩務員(29日) |
酒井正男厩務員(30日) |
甲斐勝也厩務員(31日) |
「騎手になりたいと鹿児島から出てきたときのが昭和42年。中学2年の時だった。あの頃は35キロしかなかったからね」と苦笑する荻迫勇厩務員。現在所属する足立勝久調教師がまだ大学生だった頃のことだ。先代の足立関男調教師の元に入門した。「師匠は穏やかな人だったけど、厳しくもあったね」と当時のことを振り返る。身体が大きくなって諦めなければならない日が来たが、馬から離れようとは思わなかった。
先代が亡くなり、二代にわたって足立厩舎につとめるが、昨年は南関東でも屈指の成績を挙げるなど、達者なベテラン厩務員揃いなこともあって安定した成績をキープしている。
「特にここ数年、いい方にいい方に厩舎全体が向いている感じ。例えばイブキサンシロウっていう馬がいたんだが、中央でゲートが悪くて、どうにもならずに自分の元に来た。案の上、うるさい馬だったけど、手をかけてあげれば力はあるから、まず4連勝して、一回負けて3連勝したんだ。そんな縁でまた馬主さんが預けてくれるようになるし、すっかり軌道にのったね。それにうちの親方は、厩務員を信頼して任せてくれる。だから、こっちは親方が笑われないようにしなきゃと頑張るわけ」。
荻迫さんにとって馬って何ですか?「ずっと一緒にいるし、家族みたいなもんかな。いやいやもっと大事かも。だって米の粒だからな(笑)」
もっかの担当馬はトウホームテキとイブキカリズマ、そして7月末開催に能力を受ける予定のシャンハイ産駒の2歳牡馬。
26歳の誕生日を迎える勝見陵作厩務員は、茨城県出身のO型。農業高校の頃、北海道でのホームステイ先で、酪農を体験したことがきっかけで、北海道で酪農に関する仕事をしたいという夢をもつ。高校卒業後、北海道・早来の現ノーザンファームに就職。早来や仙台・山元トレーニングセンターで約4年間を過ごした。「乗馬をやったことがなかったので、仕事が終わるとノーザンホースパークでびっちり乗馬の日々でした」
山元トレセン時代の先輩を訪ねたことがきっかけで、川崎へやってきた。最初の担当馬は、桜花賞馬のダイアモンドコア。競走生活の後半部分を担当。「これがオープン馬の風格か、と思いましたね」
今までを振り返ると「馬や人との出会いに恵まれていると思う。池田調教師は、普通じゃ知らないことまで、本当によく知っている人。尊敬しています」。最近は、例えば資格取得など、何か別の事をはじめてみようと考え中とか。「誕生日の日は、厩舎の先輩と飲みに行きます。先輩だけど親友なんですよ」
現在の担当馬は、ブラックベス(牡5歳)、ヒカエオロウ(牡2歳)。
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