HAPPY BIRTHDAY〜!
5月生れ
      
鈴木章友厩務員(3日) 森下博騎手(4日) 今井輝和調教師(7日) 鬼沢裕充調教師(9日)
相沢新七調教師補佐(10日) 塩野照義厩務員(10日) 青田圭厩務員(13日) 千葉松男厩務員(15日)
津田法人厩務員(17日) 福島幸三郎調教師(18日) 新美哲孝厩務員(19日) 水島誠厩務員(19日)
高木伸二厩務員(20日) 高橋薫厩務員(20日) 松井孝一厩務員(23日) 島川和章厩務員(24日)
内山義信厩務員(25日) 乙川正樹厩務員(28日)
                   
                  水島 誠 厩務員<八木 仁 厩舎>
 
 東京プリンセス賞で2着に健闘したモエギノマズルを担当する水島厩務員の誕生日は5月19日。八木仁厩舎に所属して6年、常に「馬自身が『走りたい』と思えるような前向きな環境作り」をモットーにしている。競馬に行く父親に対して嫌悪感を持った少年期、多感な少年の目には競馬は「動物いじめ」と映ったのだ。ちょうどテンポイントがレース中に骨折し、懸命な看護の甲斐なく安楽死になった頃。「生かしておくのも、安楽死にするのもどちらもイヤだったね」と語る。しかし不思議なもので高校時代のバイト先の先輩と競馬場へ。自由な校風の進学校に通っていたがその所在地が「府中」だった。ちょうどオグリキャップやタマモクロスが活躍していた頃。その後大学浪人するも入試の費用を丸ごと北海道行きに使って新冠の川島牧場へ。生産牧場は「1頭と過ごす時間が長いのが良かった」と言うが高校時代にラグビーで鍛えた巨漢に似合わず(失礼)馬に対する恐怖感もあったという。海外の牧場に行く為の資金作りに行った豊田市をきっかけに笠松の飯干厩舎へ。この頃が地方競馬と中央の交流元年、自身もトミシロポルンガやベッスルキングに携わった。現在は前述のモエギノマズルのほかスズファイティングを担当、去年はコオテンスポットと活躍馬を輩出、繰り返される「競馬場は1頭といる時間が少ないから」との言葉からは‘だからこそ出来るだけ長い競走生活を続けられるような努力を’という姿勢が感じられる。ヒゲが無ければ多感な少年、そのままである。
 
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