田村豫志雄調教師（３日） 石橋郁美厩務員（３日） 鳥飼春弥調教師（５日） 一ノ瀬亨騎手（５日） 岩城方元騎手（12日） 滝沢決厩務員（12日） 手嶋竜一厩務員（13日） 金井弘司調教師（15日） 河原文高厩務員（15日） 福有稔厩務員（15日） 八木仁調教師（16日） 石井雄二厩務員（16日） 河本雄治調教師補佐（18日） 紺野敏秋厩務員（18日） 足立勝久調教師（21日） 岡田徹厩務員（21日） 田崎三雄厩務員（22日） 佐藤健治厩務員（23日） 山下政雄厩務員（24日） 山田正実調教師（25日） 細川潔調教師（26日） 小山貴史厩務員（26日） 大尾朋久厩務員（27日） 鎌田信義厩務員（29日） 鈴木吉彦厩務員（29日） 増田充宏騎手（30日） 松本裕樹厩務員（30日） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手嶋 竜一　厩務員　＜八木正喜厩舎＞ 　「今日なんすよ、誕生日。でもサッカーの練習があるんです」。手嶋厩務員は「バリエンテ・カバリョ」（スペイン語で勇敢な馬）という川崎競馬関係者によるサッカーチームのキャプテンを務めてる。あだ名はドラゴン。名前の「竜一」に由来するものだ。 　２４歳のバースデーを迎えたドラゴン。実は元・科学者だった！？ 「高専に進んでからは薬を作ったり、研究や科学実験ばかりやってました。このまま科学の道に進むより、何か身体を使った仕事をしたいという気持ちがもう一方にあって、毎年夏休みになると鹿児島の牧場でバイトしてましたね。今でも薬の成分見れば効果がわかりますけどね」。佐賀競馬場の近くで育った。180cmの長身もまた狭い研究室から馬の道に導いたのだろうか。「厩務員として３年半が過ぎました。これまで１０勝しているんですが、９歳で勝ってくれたセリノトルネイド、最初使った時にはケツを走っていたチェンジザワールドが２回目で二番手から差してきた時も嬉しかったですね」。もっかの担当馬はヤングウメ、サンライズブリッジ、そしてノボリリュウ。「先生からお前はカラダがデカいから大きな馬をやれ、って言われます。パドックで引いてると馬が小さく見えちゃうって（笑）。だからホント大型馬が多いですよ（笑）。毎日その馬を一番近くで見ているのは厩務員ですから、騎手や周りの人の意見を鵜呑みにするばかりでなく、自分でも跨ってみたりして感触をつかんで判断する。それが大事なんじゃないかと最近思うようになってきてますね」と分析。さすが元・科学者。馬づくりにも研究熱心なようだ。科学者仲間だった彼女とは遠距離恋愛５年目だそうだが、恋の行方の分析は？　近いうちに答えが出そう！です。