<馬主 節 英司氏>
馬主だった父も果たせなかった重賞制覇を見事G1で飾った節英司氏。
ディーエスメイドンについて「メイドンは英語で『乙女』の意味だけど完成された大人の魅力、そうサラブレッドの美しさを100%持っている馬。いつ見ても可愛くて、私の気持ちがいつか彼女に通じればいいなあ、そう思っていました。それが今回(東京プリンセス賞優勝)のような形となった、光栄です。」と語ってくれた。ナグルスキー の肌にカコイシーズという血統面に加え、認定レースでの勝利と道営時代の善戦からもディーエスメイドンの潜在能力を 見抜いていた。目標だった東京プリンセス賞を制して次は関東オークスへ。距離適正はクラウンカップで実証済み。「いつも接触してあげること。休ませてあげること。そして馬と遊んであげること。大事にする気持ち、それを担当厩務員さんにお願いしています。私は自分の馬はどの馬もみんな可愛い。そういう思いが厩舎の方々や馬にも通じるんでしょう。関東オークスへの自信?競馬ですから結果は分かりません。人気になるでしょうね。出られるという喜びはありますよ。」期待からのプレッシャーを掛けないようにとの配慮が伺える控えめなコメントが印象的だった。
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<森下博騎手>
道中ペースが落ちていたのはわかっていたが、誰かが動いてからと思っていたらムギワラボウシが行ってくれたんでついていった。乗りやすい馬だし、とにかく反応が良い。気合いつけるとビューとものすごい反応なんだ。イシノファミリーとの併せ馬した追い切りで抜群に動いたんで、ひょっとしたら、と思っていたんだ。この先、距離をこなしていけるかは流れにどう乗るかになりそうだよ |