鬼脚が時間を止めた!!
トキノコジローがクラシック第一冠を手に
4月21日 第49回羽田盃<大井>
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◆トキノコジロー◆
父ホリスキー
母ミスコンバット
牡3歳 鹿毛
2001年4月27日生
調教師●長谷川蓮太郎
馬主●田中久續
騎手●山田信大
厩務員●坂下光弘
生産者●谷藤敬三 |
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<長谷川蓮太郎調教師> 休み明けで初めての右回りで初輸送。ダービーに焦点を合わせていたこともあって、思った以上の走りに驚いている。あの上がり時計はたいしたもんだ。前2走は咳をしたり本調子とはいえなかった上での結果。おかげで人気もなかったね(笑)。京浜盃か雲取賞を使おうと馬場見せもしていたんだが、万全に整うまで大事を取った。右回りはそうでもなかったが、輸送への課題は残ったね。馬運車まで近づけるのがまずたいへん。中で暴れて転んで落鉄までしてしたんだから。ダービーでの距離2000はあの脚だもの心配はないだろう。
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着
順 |
枠
番 |
馬
番 |
馬名 |
所属 |
性齢 |
負担
重量 |
騎手
(所属) |
調教師 |
馬体重 |
差 |
タイム |
着差 |
上り
3F |
人
気 |
1 |
5 |
9 |
トキノコジロー |
川崎 |
牡 3 |
56.0 |
山田信(船橋)
|
長谷蓮 |
467 |
-7 |
1:53:5 |
|
36.9 |
13 |
2 |
2 |
4 |
キョウエイプライド |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
的場文(大井)
|
阪本一 |
487 |
-2 |
1:53:8 |
11/2 |
38.9 |
2 |
3 |
6 |
12 |
バックオフゴー |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
早田秀(大井)
|
高橋三 |
505 |
3 |
1:54:0 |
11/2 |
38.3 |
8 |
4 |
7 |
13 |
モエレトレジャー |
川崎 |
牡 3 |
56.0 |
金子正(川崎)
|
足立勝 |
436 |
-1 |
1:54:1 |
1/2 |
38.2 |
6 |
5 |
3 |
5 |
ビッグライデン |
船橋 |
牡 3 |
56.0 |
石崎駿(船橋)
|
佐藤賢 |
500 |
-3 |
1:54:1 |
アタマ |
38.4 |
15 |
6 |
5 |
10 |
ステルスライン |
船橋 |
牡 3 |
56.0 |
桑島孝(船橋)
|
高松弘 |
543 |
3 |
1:54:2 |
クビ |
38.3 |
3 |
7 |
6 |
11 |
ミーティアレイン |
川崎 |
牡 3 |
56.0 |
今野忠(川崎)
|
足立勝 |
468 |
-1 |
1:54:4 |
1 |
39.7 |
12 |
8 |
8 |
15 |
ミチシオ |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
戸崎圭(大井)
|
矢作和 |
495 |
3 |
1:54:7 |
11/2 |
38.6 |
11 |
9 |
2 |
3 |
シルクビート |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
内田博(大井)
|
矢作和 |
447 |
-15 |
1:54:8 |
1/2 |
39.4 |
9 |
10 |
7 |
14 |
カネマサデューク |
船橋 |
牡 3 |
56.0 |
佐藤隆(船橋)
|
出川龍 |
467 |
-7 |
1:54:9 |
1/2 |
38.5 |
5 |
11 |
1 |
2 |
エーピーライデン |
船橋 |
牡 3 |
56.0 |
石崎隆(船橋)
|
出川克 |
493 |
-5 |
1:55:0 |
1/2 |
38.9 |
4 |
12 |
4 |
7 |
モノスゴイ |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
鈴木啓(大井)
|
赤間清 |
494 |
2 |
1:55:0 |
ハナ |
38.1 |
10 |
13 |
4 |
8 |
フレアリングフェア |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
納谷和(大井)
|
高橋三 |
517 |
-5 |
1:55:3 |
11/2 |
38.5 |
16 |
14 |
8 |
16 |
トミケンウイナー |
船橋 |
牡 3 |
56.0 |
左海誠(船橋)
|
岡林光 |
474 |
5 |
1:55:5 |
3/4 |
40.6 |
1 |
15 |
1 |
1 |
ハネダキャノン |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
川本裕(大井)
|
高岩孝 |
450 |
3 |
1:55:6 |
3/4 |
41.0 |
7 |
16 |
3 |
6 |
トサヘイロー |
大井 |
牡 3 |
56.0 |
鷹見浩(大井)
|
高岩隆 |
488 |
-3 |
1:56:6 |
5 |
40.5 |
14 |
|
上り 4F 52.0 3F 38.9 |
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ハロンタイム
12.3- 11.3- 12.4- 12.7- 12.8- 13.1- 13.5- 12.7-
12.7 |
コーナー通過順
1角 1,11,4,16,3,12,6,13,(2,5),10,15,9,8,7,14
2角 1,11,4,16,3,12,6,13,(2,5),10,(9,15),7,8,14
3角
1,11,(4,16),3,12,5,13,10,6,(2,15),14,9,8,7
4角
1,11,(4,16),3,5,12,13,10,2,15,14,9,(6,8),7 |
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<山田信大騎手> 馬運車の中がたいへんだったらしい。落鉄したりして。それもあってかテンションの高さはいつも以上だった。ゲート出て少し外にヨレたし、砂を被ると前に進まなくなるのは相変わらずだった。あの気性の持ち主だからこそ、それくらいでちょうどいいのかもしれない。ガーと行ってしまうような馬だったらたいへんなことになるからね。中間にはいろいろあったようだが、乗ってみて力をつけているのはよくわかった。展開のことをよく言われるけど、この馬は周りのことはまったく関係ないんだ。道中の手応えはいつもまったくなくて、だから後方からになる。ガラリと変わるのがムチを入れた瞬間。直線向いてムチに反応した伸び脚は見ての通り。気持ちいいくらい。たとえば休養前の前走とか、状態がよくない時は反応がぜんぜんない。そういう馬です。 |
<坂下光弘厩務員> 全日本2歳優駿の時は+8s、重めに作ったのが裏目に出た。中央相手を意識しすぎたね。この馬はギリギリに細く作るのがあっているようだ。馬運車でさ、ちょうど蒲田あたりかな。ついに落鉄。こっちは中で繋ぎもせず二人がかりで押さえてるっていうのに。それでも待機馬房に入ると落ち着いたから、もしやと思ってはいた。それにしても人気なさ過ぎ。テレビの取材も来なかったよ(笑)。重賞勝ち馬なのにさ。おかげでこっちはプレッシャーなくレースに臨めたけどね。 ダービーは上がり一発! あの鬼脚が出るか出ないか、それだけ!! コジローの必殺つばめ返しが出るか楽しみにしていてください。父のホリスキーが死んだだろ。死んだ馬の子は走るっていうしさ! |
(2004/5月号) |
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