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フジエスミリオーネが川崎にやってきた♪ |
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![]() 厩舎に来てすぐはうるさかったと言うが、一週間もするとすぐに環境に慣れたという。早速調教で速い時計を出したフジエスミリオーネだが、左回りのコーナリングもすぐに順応したんだとか。 「さすがむこうで成績あげてきただけあっていい馬だよ。いい顔しているし頭が良くて理解力がある。呑み込みも早い」と村田調教師の声のトーンも上がる。 21日の調教試験を受ける予定だが、その一追いで調子が上がって気合が出てきたらしい。「本当に賢い馬だから、競馬が近づいていることがわかるみたい」と。さすがは三冠馬である。自分の仕事をきっちりわかっているのだろうか。 普段は小向で調教をしているため、川崎競馬場に行くのは調教試験がはじめてとなる。「調教試験はスクーリングも兼ねる感じで。むこうで(宇都宮競馬廃止後)も調教はしていたし、レース間隔もちょうどいい。こっちも楽しみにしている。結果が出せるようにがんばるよ。」と終始村田調教師の顔は晴れやかだった。21日の調教試験に合格すれば29日のレースを使う予定。鞍上は金子騎手に決まった。 ![]() 宇都宮最後のレースとなった『とちぎ大賞典』はフジエスミリオーネの強さを表すレースだった。かなりタテ長の展開になって、2週目の3コーナーではまだ7、8番手。正直“そんなところにいて間に合うの!?”という位置。4コーナーから直線に向いてグングン加速して最後は2着のヤマニンバリーをねじ伏せた。この瞬間、トリハダがたつほど興奮した。まさに3冠馬の意地。尚昌厩務員はこの ![]() 最後に、宇都宮時代からのフジエスミリオーネのファン、そしてこれから川崎所属馬としてフジエスミリオーネを観て行くファンに「まだ馬場やレースのペースなど、やってみないとわからない。とりあえず慣れるまではあたたかく見守っててください」とメッセージ。この言葉の中には何十倍もの期待が含まれているのではないだろうか |
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